第98回 全国高校野球選手権大会 勝敗予想 準々決勝
大会12日目
準々決勝
第1試合
エースの復活で投打に抜群の強さを誇る常総学院と、複数の好投手を擁し継投で強打のチームを1失点に抑え持ち前の強力打線で突き放し勝ち上がってきた秀岳館
秀岳館はここまでと変わらず継投で大量失点を避けリードし逃げきりを図ってくるだろう
対する常総学院はここまでエース鈴木の完投が続いており疲労の蓄積は不安がある
ポイントは常総学院の先発投手
鈴木であれ、樫村であれその投球内容が試合のカギを握る
秀岳館としては行けるところで連打を浴びせ確実に加点しリードして逃げきりたい
常総打線も当たってはいるが継投策の秀岳館からここまで同様の大量点は難しいと読む
秀岳館打線を4点くらいまでに抑えることが求められる
予想
やはり鈴木のスタミナが不安
秀岳館の打線が上回ると思う
第2試合
タイプは違えど共に3回戦で打線がその真価を発揮し大量点で勝利してきた鳴門と明徳義塾
同じ四国勢で春の四国大会で当たり3-2で明徳義塾が勝利している
ただ互いに試合ごとに成長しておりどちらに転んでもおかしくはない
ポイントはここも両投手陣の内容
鳴門は四死球が多いと明徳義塾の犠打を絡めた攻撃にかき回される
明徳義塾は低めに球を集められるかどうか
高めの球を痛打し大量点を奪えるだけの力があることは3回戦の盛岡大付戦で証明されている
予想
鳴門 2 ー 3 明徳義塾
共に前の試合で打線が爆発しただけに反動で意外とロースコアの接戦になると予想してみる
互角の試合だが河野投手の制球力を考えて明徳義塾有利とみる
第3試合
2試合ともロースコアの接戦に持ち込み終盤に勝ち越してきた粘りの北海と東邦の強力打線に今夏登板のなかった選手を投手として先発起用しその層の厚さと采配が光り強豪、東邦を破った聖光学院
得点力では北海がやや有利
しかし聖光学院も当たりはじめ大きな差は感じられない
ロースコアの試合になると予想するが共に守備も含め落ち着いた試合運びが求められる
より安定感のあるチームが勝利に近づけるか
予想
北海 2 ー 4 聖光学院
エースのスタミナも考慮して
勢いも聖光学院の方が感じられる
第4試合
投打に抜群の安定感を見せる作新学院と守備力No.1の木更津総合
この試合は両エースの投球にかかっていることは間違いない
得点力だけで見ると作新学院が上だが、木更津早川はここまで無失点
被安打も少なく強打のチームを完封している
総合力では互角と言える
共に連投になるため先発を変えてくる可能性もある
予想
スタミナ的には早川の方が余裕がありそう
控え投手の差もあり木更津総合が大量失点するとは考えにくい
ここまで思うように当たっていない木更津総合打線が疲れの見えている作新今井を捕らえ一気に突き放しそうな予感がする