第100回 全国高校野球選手権大会 勝敗予想 ⑫
大会13日目
第1試合
近江ー常葉大菊川
近江投手陣vs菊川打線の見応えのありそうな対戦
常葉大菊川は日南学園戦では辰巳に3失点に抑えられたが元々長打力があり、近江としてはこの試合も継投で菊川打線の目先を変え大量点を防ぎたい
近江打線も当たっているが打ち合いの展開になると常葉大菊川のペースと言えそう
近江 6ー4 常葉大菊川
第2試合
金足農ー横浜
こちらも吉田vs横浜打線の対決に見応えあり
吉田は間違いなく今大会を代表する好投手でこれまで2試合得意の頭脳的な投球でギアを入れ替え2桁三振を奪っている
打線も当たり始め好調の金足農だが横浜相手にどこまで投打に通用するかがポイント
吉田は中2日での登板となり疲労が完全に抜けていないと思われる
対する横浜はここまで継投で吉田に比べたら余力を残している
長打力のある横浜打線が相手では疲労を考えると吉田と言えども4、5点は覚悟が必要と見る
金足農が横浜投手陣から何点取れるかが勝敗を大きく左右する
金足農 3ー5 横浜
第3試合
下関国際ー木更津総合
総合力の高い創志学園を接戦の末下した下関国際は鶴田の投球が冴え、粘り強い攻撃で西に球数を投げさせ終盤逆転に成功と戦術もハマり波に乗っている
しかし放ったヒットは僅かに3本と思い通りに打たせてもらえた訳ではなく、木更津総合の野尻を始めとする好投手陣にどう対策を取るか
対する木更津総合は好投手擁する興南を相手に7ー0とまたも中盤以降に突き放し大勝
この試合も中盤以降は木更津総合打線が鶴田を攻略し得点を重ねると予想
下関国際としては序盤にリードを広げ終盤の木更津総合の猛攻に耐える体制を整える展開に持ち込み逃げ切りたい
下関国際 3ー7 木更津総合
第4試合
名門同士の楽しみな一戦
総合力では龍谷大平安が上回りそう
日大三投手陣は思っていたより安定感を増しており強打の奈良大付を最小失点に抑え、自慢の打線もつながり8得点と好調
しかし龍谷大平安も八戸学院光星戦で打線が本来の姿を発揮し14得点と当たりに当たりまくっている
投手陣も強打を誇る光星打線をエース小寺が5安打1失点と完璧な内容で抑え込み、投打に高い戦力を見せつけた
不安をあげるとすれば小寺の完投による疲労度
さすがに日大三打線を完璧に抑えきるのは難しいと読む
が、それ以上に日大三投手陣を打ち込み突き放すと予想する